1993-05-18 第126回国会 参議院 労働委員会 第9号
これは、完全消化に向けての二つ、つまり請求権と計画消化については調整の問題ではないだろうか。労働組合としてはさまざまな工夫を凝らして今この取り組みをやっておりますが、個人の活用部分と、それから計画的に使える部分とを組み合わせて年間の消化を図っていくというようなことで調整しているということを申し上げておきたいと思います。
これは、完全消化に向けての二つ、つまり請求権と計画消化については調整の問題ではないだろうか。労働組合としてはさまざまな工夫を凝らして今この取り組みをやっておりますが、個人の活用部分と、それから計画的に使える部分とを組み合わせて年間の消化を図っていくというようなことで調整しているということを申し上げておきたいと思います。
私ども引き受け側といたしましては、市場の繁閑に応じた計画消化が望ましく、こうした見地からいたしますと、財政特例法案の早期成立が望まれる次第でございます。 第四は、国債発行によって民間金融に支障が生じないかという、いわゆるクラウディングアウトの問題でございます。不況のために民間の資金需要が鎮静しております結果、これまでのところ、このクラウディングアウトの問題は表面化するには至っておりません。
これから先の問題といたしまして、市中の資金の需要供給の関係というような面から消化問題というような問題が出てくる場合に、国債と政府保証債の関係がどうかというような点につきましては、これからの市場の状況等を見て、そして発行計画、消化の計画というものを、市中の資金の需給に合わせて、弾力的と申しますか、そのときの状態に応じて消化をしていく、こういうことが必要ではなかろうかと思っております。